【原理】野菜から食べると痩せる理由
「野菜から食べると痩せると聞くけど、なぜ痩せるかわからない」
「食事制限をせずに痩せたい」
こんな方のための記事になっております。
キーワード:インスリン、血糖値、ベジファースト
野菜から食べることをベジファーストという
ベジファーストとは、「ベジタブルファースト」の略です。
ベジファーストは野菜→タンパク質→炭水化物からの順で
食べることによって吸収を抑える食事方法です。
野菜から食べると太りにくいとよく言うけど、
原理を理解している人は少ないのではないでしょうか。
これから、ベジファーストで吸収を抑える原理について解説します。
インスリンの役割
インスリンという言葉は、聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。
インスリンとは、血糖値が上昇すると膵臓から分泌されるホルモンです。
主な役割として、細胞のドアを開いて血液中の
栄養を細胞に吸収させます。
インスリンの分泌量が多いと栄養が細胞に吸収され太ってしまいます。
つまり、インスリンの分泌量を抑制することができれば、食べても太りにくくすることができます。
インスリンの分泌量を抑えるには、血糖値の上昇を抑える必要があります。
ベジファーストで血糖値の上昇を抑える
ベジファーストで血糖値の上昇を抑えることができます。
グラフを見ると、赤線が炭水化物→タンパク質→野菜から食べたときの血糖値の上昇の最大値、青線が野菜→タンパク質→炭水化物の順に食べた時の最大値になります。
見てわかる通り、野菜から食べるほうが血糖値の上昇を抑えることができます。
つまり、野菜から食べることにより、血糖値の上昇を抑え、インスリンの分泌量を抑えることにより、食べても太りにくくでき痩せることができます。
補足ですが、ベジファーストは食物繊維を含む野菜を摂取することにより、効果を発揮します。糖質が多い野菜から食べると効果は期待できません。
まとめ
野菜から食べると痩せる原理について解説しました。
まとめると、野菜から食べることにより、血糖値の上昇を抑え、栄養の吸収を促すインスリンの分泌量を抑えることにより、太りにくくさせ痩せることができるようになります。