【就活】現役システムエンジニアの就職活動術
システムエンジニアって実際に何をやってるの?
プログラマーみたいな感じ?
そんな認識の方が多いと思います。
この記事では、
「システムエンジニアに就職活動で選考してみたい」
「システムエンジニアって何してるかわからない」
そんな方のための記事になっております。
SE(システムエンジニア)とは
よくSEって聞くけど、実際に何をやっているのかわからないことが多いですよね。
就職活動で会社説明会に行っても「要件定義」、「基本設計」など聞きなれない言葉で説明されてもよくわからない。
こんな経験をすることも多いと思います。
一言でSEの仕事を説明すると「家を建てる時の設計士さん」みたいなお仕事です。

自分が家を建てる時を想像してみてください。
設計士さんに「4LDK]、「キッチンは大きめ」など要望をすると思います。
その要望から設計士さんは「設計図」を作ります。。
大工さんは「設計図」からお家を建てます。
これが家を建てる時の大きな流れだと思います。
実はSEも流れはほとんど同じなんです。
お客さんが作りたいシステムについて
SEに伝え、それをもとに「設計図」を作り、プログラマがシステムを作ります。
SEとプログラマの違い
SEの仕事の流れについてわかったかと思います。次はよく誤解されるSEとプログラマの違いについて解説します。
SEとはでも説明した通り、プログラマは家を建てる時の大工さんみたいな役割を行い、SEは設計士みたいな仕事をします。
ですので、SEとプログラマの仕事内容は大きく違うことがわかりますよね。
SEに必要なスキル
SEに必要なスキルは大きく分けて3つあります。ここでは必要スキルについて解説します。
コミュニケーション能力
これは、就職活動をしていてよく聞くと思います。
なぜコミュニケーション能力が必要かというと、お客様とかかわることが多いからです。
SEはお客さんの要望を聞くこと以外に、隠れた要望を引き出す必要があります。
お客さんがどんなことを考えているかを想像、理解する必要があるため
コミュニケーション能力が必要とされています。
技術的力
SEは、お客様からの要件が実現可能かどうかを判断する必要があります。
その際に、システムの技術的な知識がなければ回答することができません。
そのため、SEは技術力が必要とされる技術職なのです。
マネジメント力
システムを作る一連の流れのことを「プロジェクト」と言ったりします。
プロジェクトでは、スケジュール管理や人員の管理を行ったります。
これをプロジェクト管理といいます。
SEはこのプロジェクトを管理する「プロジェクトマネージャー」というも行います。
ですのでSEはマネジメント能力が必要であるとされています。
文系でもできるのか?
就職活動でよく聞かれるのは「文系なんですがSEになれますか?」
と聞くことが多いです。結論から言うと「なれます」
ただ大変だとは思います。
現在多くの会社研修制度も充実しているため、問題なくSEになれると思います。
また、SEで大切なのはコミュニケーション能力でもあるので文系でもコミュニケーション能力があると重宝されます。
私の会社でも文系でも理系と遜色なく働いているSEは多くいます。
是非文系の皆さんも「SEを目指してみてください。」
システムエンジニアの仕事内容とは?
システムエンジニアの仕事内容は大きく分けて3つあります。
この3つに分けて説明していきます。
アプリケーションエンジニア
アプリケーションエンジニアは主に、アプリの開発などを行っていきます。
SEとはで説明したようなエンジニアで、設計書を書いてプログラマーにアプリやシステムを製造する仕事です。
アプリケーションエンジニアはみなさんでも想像しやすいエンジニアなのではないでしょうか。
私のアプリケーションエンジニアの今後の動向は、需要が減少していくと予想しています。
なぜなら、近年開発自体が簡略化される傾向にありアプリケーションエンジニアの需要やプログラマーの需要が減少していくと考えられます。
ただ、AIや機械学習を活用できるエンジニアは今後需要が伸びると予想されますので、アプリケーションエンジニアをやりたい、
プログラマになりたいという方は、AIや機械学習のエンジニアを目指すのが良いのかもしれませんね。
インフラエンジニア
インフラエンジニアは、サーバの構築やネットワークの構築を行います。
あまり、サーバやネットワークについて知識がない方には少し難しいかもしれませんが。
お客様の要件を満たす、サーバやネットワークの設計や構築を行うのが仕事です。
今後の動向としては、インフラエンジニアの需要は伸びていくと考えられます。
IoTなどの技術が進むにつれ、さらなるサーバやネットワークの構築が要求されるようになります。
業務エンジニア
業務エンジニアは、業務知識に特化したエンジニアです。
このエンジニアは、業務の知識とシステムの知識が必要になります。
システムは、主に業務の効率化をするために導入します。
現状の業務を理解し、効率化できるようにシステム製造する必要があります。
業務エンジニアはコンサルティングを行ったりすることもあります。
アプリケーションエンジニアやインフラエンジニアより上流の工程を
行うことが多いです。
今後の動向としては、業務エンジニアは需要が伸びていくと考えられます。
SE就活のエントリーシート対策
就職活動で重要なエントリーシート(以後ES)、ここで失敗すると次のステップに行けません。仮に面接まで進めたとしてもESでうまく記入できていないと面接が難しくなってしまいます。
ESは就職活動でとても重要な作業の一つです。
SEのエントリーシート対策
私も就職活動で、SE(SIer)の会社をいくつも受けました。
最初、ESをどのように記入していいのかわからずに、何社も落ちてしまいました。そんな失敗談から私が学んだことをこの記事で記載させていただきます。
なぜIT業界を選んだか?
私は、業界を志望した理由を
「今まで情報系を学んできていたため生かせると思った」などと記入していました。
こんな内容ではESでは全然合格できませんでした。
それもそのはずで、人事の方はそんな情報は履歴書を見れば一目瞭然でそんな情報が欲しいわけではありません。
この失敗を基に私はこのように答えるようにして、書類選考を合格できるようになりました。
この失敗を基に私はこのように答えるようになりました。
「私は新しい物好きです、スマートフォンやタブレットなど新しいものが発売されると、すぐに手に取ってみたくなります。IT業界は今最新の技術も3年後には古い技術になると言われています。ですので私の性格はIT業界に適していると思いIT業界を志望しました」
自分の性格や特性がどのように会社や業界に適しているかを使えることはとても重要です、どのように伝えるかも人事の人は見ています
会社に入ってからやりたいこと
会社に入ってからやりたいことはとても難しいです。
私は、会社に入ってからやりたいことを具体的に書き過ぎで失敗してしましました。
「私は、研究で山間部の位置推定を行っていました。御社でも位置推定を行ったソリューションを実施しております。ですので、御社に入ってからは、位置推定について行いたいです。」
一見、良さそうな回答に見えます。当時私は自信満々にこのように答えていました。しかし、この内容でもお祈りメールをいただきました。
なぜかと考えると?
もし会社に入ってからそれができなかったらどうする?
と考えるからです。
要は、私の発言したやりたいことが具体的過ぎることです。
会社に入って実際に自分のやりたいことができる可能性は低いです。
会社も本当に位置推定の技術者がほしかったら、過去に経験のある技術者を雇います。
新卒で、柔軟性のない人材なんて必要がないんです。
この経験を生かして私はこのように答えるようにしました。
「私は大学時代で簿記について学んでおり、伝票の流れなどの知識もあるので、データの流れや業務について理解しやすいと思います。ですので、御社に入ってからは、金融業のエンジニアになりたいです」
このように答えるようにしてから、ESでは落とされなくなりました。
会社に入ってからの回答は、ほどよく具体性を持たせて具体化し過ぎないことが大切です。
SE就活の面接対策
就職活動では、面接がとても重要になります。
ここでは、面接対策について解説します。
詳しくないワードで知ったかぶりをしない
理由は途中からわかったのですが、SEの仕事についてあまり詳しくもないのに、知ったように語っていたからです。
例えば、「御社ではアジャイル開発を採用しているのですが?」など言葉で、さも知っているかのように会話してしまいました。
しかし、中身はあまり詳しくないので、話が深くなると会話できなくなります。
そもそも、人事の人もあまり詳しくなかったりします。
人事の方も私が物知りであるということを知りたいわけではありません。
人事の方は、「あなたがどんな人で今までどんなことをしてきたか」に興味があります。
この失敗を基に私はこのように答えるようになりました。
「私は新しい物好きです、スマートフォンやタブレットなど新しいものが発売されると、すぐに手に取ってみたくなります。IT業界は今最新の技術も3年後には古い技術になると言われています。ですので私の性格はIT業界に適していると思いIT業界を志望しました」
自分の性格や特性がどのように会社や業界に適しているかを使えることはとても重要です、どのように伝えるかも人事の人は見ています
会社に入ってからやりたいことは具体化しすぎないこと
やりたいことを伝えるのはとても難しいです。
ほとんどの方は、やったことのないことであり、やったことのないことについて、やりたいことを言ってくださいというのも酷な話です。
私はこのような質問でも大失敗をしていました。私はこのような質問でこのように答えていました
「私は、研究で山間部の位置推定を行っていました。御社でも位置推定を行ったソリューションを実施しております。ですので、御社に入ってからは、位置推定について行いたいです。」
一見、良さそうな回答に見えます。当時私は自信満々にこのように答えていました。しかし、この面接でもお祈りメールをいただきました。
なぜかと考えると?
もし会社に入ってからそれができなかったらどうする?
と考えるからです。
要は、私の発言したやりたいことが具体的過ぎることです。
会社に入って実際に自分のやりたいことができる可能性は低いです。
会社も本当に位置推定の技術者がほしかったら、過去に経験のある技術者を雇います。
新卒で、柔軟性のない人材なんて必要がないんです。
この経験を生かして私はこのように答えるようにしました。
「私は大学時代で簿記について学んでおり、伝票の流れなどの知識もあるので、データの流れや業務について理解しやすいと思います。ですので、御社に入ってからは、金融業のエンジニアになりたいです」
このように答えるようにしてから、面接では落とされなくなりました。
会社に入ってからの回答は、ほどよく具体性を持たせて具体化し過ぎないことが大切です。
まとめ
SEの仕事内容から面接対策まで解説しました。
この記事を読めば、SEの仕事内容について大枠はわかるようになると思います。
業務内容を理解することはSE以外の業界でも重要になると思います。
この記事の内容がお役に立てると幸いです。